カエルは「物理学」を理解している!!水路を作って子供達を助ける親カエル!!
カエルって、卵を産んだら、もう後は知らんぷりってイメージがありません?
ちゃんと子育てをしているカエルもいるんです。
卵を産んでしばらくすると、子供達つまり「オタマジャクシ」が卵から孵化します。
しかし、オタマジャクシが孵化した場所は狭く閉鎖された小さな水たまり。このスペースには、この数のオタマジャクシは多すぎるし、このままでは食べるものも無く、先行きが不安です。
水路を造って子供達を助ける親カエル!!
狭く閉鎖された水たまりに、数多くのオタマジャクシが溢れている状況。しかし、親カエルが動いた。
なんと、近くの大きな池との間を、自らの足で地面を掘って、「水路」を作ったんです。
今までいた水たまりと近くの池が水路でつながると、その水の流れに乗って、オタマジャクシ達が池へと流れていきます。これで、小さな水たまりから脱出成功!!
親カエルが「水路」を作って、子供達を救出しました。すごくないですか?これってカエルが「物理学」を理解しているってことですよね。
小さな水たまりから隣の池への水路の落差までは偶然かもしれませんが、明らかに意図的に水路を作って、その水の流れでオタマジャクシ達を池へ流した感じですよね。
しかも、最初閉鎖的な水たまりに卵を産んだのも、最初から池に卵を産んでしまうと外敵に卵の時に食べられてしまうのを恐れてのこと?オタマジャクシまで成長するのを待ってから、水路を作って池へ送り込んだのだとしたら、カエルって思ったより賢いですね。
とても意外な「カエルの子育て」でした。